
〜目線から始める、しなやかな首の動き〜
「首が重いな…」
「いつの間にか動きがぎこちない」
そんなふうに感じたことはありませんか?
もしかすると、**“目の動かし方”**がヒントになるかもしれません。
首を動かすとき、どこから動かしますか?
意外と見落としがちなのが、「目」と「首」の関係。
じつはこの2つ、とても仲良しなんです。
本来、私たちは
「見たい方向に目線を向ける → 首があとからついていく」
という流れで動いています。
この自然な動きが失われて、
いきなり首だけをぐいっと動かしてしまうと、
筋肉に余計な力が入り、こわばってしまうことも。
やってみよう。目線→首の順番
* 右を見るときは、まず目だけ右に。そのあとで首をゆっくり。
* 左を見るときも同じ。
* 上を見るときは、目を上に向けてから首をそっと傾ける。
* 下を見るときは、目を下→首を前へ。
* 首を回すときも、まず目で方向をとらえてから、首が追いかけるように。
この「目が先、首があと」の順番だけで、
首まわりの動きがふんわりとほどけていきます。
心も首も、かたくなりすぎないように
毎日頑張っている私たちの体。
ときどき「目線から動かす」だけでも、
首や肩がすっと軽くなることがあります。
どうか今日も、心地よい体で過ごせますように。