休みの日、ジョギングをしていた時の話。夜半に街灯の少ない山際を走っていたら、突然の転倒。端の方を走っていたら、どうやら側溝の蓋がなくなっていたようで、足が沈みそのまま倒れてしまった。
左膝を擦りむいて出血したのと、腕や手を擦った後が残ったぐらいでそんなに大した事はないのだが、無邪気な少年がするような怪我を大人がするのは、気持ち的には少し堪える。いそいそと家路を急ぎながら、やはり左膝に外傷があると、何も考えてないのに勝手に体が痛みが出ないように右で庇おうと変な歩行になってしまうものだな。などと感じる。理屈でわかってはいても、こうして自分で実感するのは大事だ。
途中で公園があったので、水道で傷口を流す。すると、どうだろう。その流水により一時的に痛みが緩和されたのか、その後歩き出すと変な歩行が治っているではないか。
そう、やりたいのはこれだ!と思う。外傷自体はどうしようもない。それこそ魔法だかホイミだかを使わないとどうにもならないが、痛みそれ自体が少しでも緩和すれば、動きは改善するのだ。
それをどう実現していくのかが今後の課題。これから今までよりさらによく考え、向き合っていきたいと思った出来事でした。
安井
