紙の本を買いなよ。電子書籍は味気ない。

これはPSYCHO-PASSというアニメの槙島聖護のセリフ。彼は、読書はただ知識を得るためのものではなく、体調のバロメーターにもなると話しています。
「紙の本を買いなよ。電子書籍は味気ない。本はね、ただ文字を読むんじゃない。自分の感覚を調整するためのツールでもある。
調子が悪い時に、本の内容が頭に入ってこないことがある。そういうときは、何が読書の邪魔をしているか考える。
調子が悪いときでも、すらすらと内容が入ってくる本もある。なぜそうなのかを考える。ーー精神的な調律、チューニングみたいなものかな。調律する際、大事なのは紙に指で触れている感覚や、本をパラパラとめくったとき瞬間的に脳の神経を刺激するものだ」(PSYCHO-PASS 1期15話より)
私は5年前に家にある本を、どんなに好きなものでも、もう人生で絶対に読み返す、と言い切れないものは全て捨て、kindle端末まで買って電子に移行したのですが、しかし、最近は紙派に戻りつつあります。
場所を取らない、持ち運びが容易、1クリック購入ですぐ読める、読み上げ機能を使えるなど、電子の利点はたくさんあります。ただし、唯一劣るのが、紙と比べた時の読書体験が圧倒的に欠けている事です。
ただ良い悪いの情報を求めるだけでは味気ない。槙島聖護は”精神的な調律”と言いましたが、印刷された紙を捲りながら読むという、このアナログな行為は、私にとってとても愛おしいものなのです。短い人生、どれだけ数が読めるかではなく、どれだけ良い体験ができるか。そのためには電子ではなく紙の方が適しているな、というのが最近の私の結論です。
皆さんも、紙の本を買いなよ。
