X(旧twitter)で見たあるポスト(ツイート)がある。
「ADHDで気分が落ちてるのは根性とかメンタルが弱いとかじゃなくてほぼ確実に脳の血流量が落ちてるだけ。それをなんと30秒で解消できる方法がある。その場で20回ジャンプするだけ。有名大学の研究でジャンプ20回→脳血流が 60%アップってデータがある。みんなもやろう」
これを見てどう思うだろうか。
まず、脳の血流量が落ちることで気分が落ちてるという部分。原因の一つである可能性までは捨てきれないが、少なくともこれだけが全ての原因であるような書き方は誤りだ。
ジャンプ20回で脳血流が60%アップ。これも怪しい。運動で脳血流は上がることは間違いではないがたった20回のジャンプでそれほどの効果があるとは思えない。論文も調べてみたが、その有名大学の研究とやらも見つからなかった。
今の世の中、このように色々な発信をされている人がいるが、それが本当に正しい情報かどうかは疑ってかかるべきだ。
未だ現代医学ではADHDに関してわかってない部分も多い。ネット上では少し生きにくい自分をHSPやADHDなど自称してしまう人が多いが、本当にそうなのかは然るべき専門家の意見を仰いでほしい。
私たちとて全てを知っているわけではない。ただ、生理学的に正しいのか、という指標を持っているという点が患者さんとは違う点だ。
少しでも力になりたいので、何か疑問に思うことがあったら気軽にお尋ね下さい。
安井
