
暑さは朝から始まっています
熱中症というと、気温が最も高くなる昼過ぎに注意するものと思われがちです。
しかし、真夏の京都では朝の段階から気温や湿度が高く、暑さ指数が「警戒」レベルになる日もあります。通勤や買い物、散歩、庭仕事など、午前中の短い外出でも油断はできません。
朝でも身体はすでに水分不足かも
睡眠中も、私たちの身体からは汗や呼吸によって水分が失われています。
そのため、起床直後の身体は軽い水分不足になっていることがあります。その状態で朝食を取らず、水分も十分に補給しないまま外出すると、短時間でも体調を崩しやすくなります。
「まだ朝だから大丈夫」ではなく、朝こそ意識して水分を取ることが大切です。
外出前に暑さ指数を確認しましょう
熱中症の危険度は、気温だけでは判断できません。
湿度が高い日や日差しが強い日は、気温がそれほど高くなくても身体に熱がこもりやすくなります。そこで参考になるのが、気温、湿度、日射などをもとにした「暑さ指数」です。
天気予報や環境省の熱中症予防情報を確認し、暑さ指数が高い日は外出時間や予定を見直しましょう。
朝の運動や屋外作業にも注意
比較的涼しい時間に済ませようと、朝から散歩や運動、庭仕事をする方も多いでしょう。
ただし、暑さ指数が高い日は、朝であっても無理な運動や長時間の屋外作業は避ける必要があります。
外で活動するときは、帽子や日傘を使い、日陰でこまめに休憩しましょう。喉が渇いていなくても、少しずつ水分を補給してください。大量に汗をかいたときは、塩分や電解質の補給も必要です。
こんな症状が出たらすぐに休む
めまい、立ちくらみ、頭痛、吐き気、身体のだるさ、足がつる、汗のかき方がおかしいといった症状は、熱中症の初期サインかもしれません。
「少し休めば大丈夫」と我慢せず、涼しい場所へ移動して、衣服を緩め、身体を冷やしましょう。自力で水分を飲めない、呼びかけへの反応がおかしい場合は、速やかに救急要請が必要です。
熱中症対策は、昼になってから始めるものではありません。
起床後に水分を取り、朝食を食べ、外出前に暑さ指数を確認する。朝からの小さな備えが、一日の体調を守ってくれます。
