次の休日は「何もしない練習」をしてみませんか
最近、ふと思いました。

自分は、完全に何もしない休暇を、しばらく取っていないなと。
休みの日でも、何かしら考えている。
仕事のこと。
院のこと。
家のこと。
発信のこと。
次にやるべきこと。
まだできていないこと。
身体は休んでいるつもりでも、頭の中はずっと動いている。
そして、何もしていない時間が少し続くと、どこか落ち着かない。
何かしないといけないような気がしてくる。
何もしていない自分に、少し焦りを感じてしまう。
これは自分の悪い癖かもしれません。
けれど、同じような人は少なくないのではないでしょうか。
仕事が忙しい人。
人の世話をする立場の人。
家族のことを考え続けている人。
経営や責任を背負っている人。
常に誰かのために動いている人。
そういう人ほど、休みの日にもなかなか休めません。
本当は休んでいいはずなのに、何かしていないと不安になる。
予定が入っていないと、時間を無駄にしているように感じる。
スマホを見たり、片付けをしたり、調べ物をしたりして、結局また頭を使ってしまう。
でも、それでは本当の意味では休めていないのかもしれません。
休暇とは、ただ仕事をしない日ではなく、心と身体の緊張をほどく時間です。
何かを達成する日ではなく、回復する日。
誰かの役に立つ日ではなく、自分を戻す日。
予定をこなす日ではなく、余白を取り戻す日。
忙しい人ほど、この「何もしない時間」が必要なのだと思います。
もちろん、いきなり一日中何もしないのは難しいかもしれません。
何もしないことに慣れていない人にとっては、それ自体が少し怖いことでもあります。
だから、まずは次の休日に、ほんの少しだけ試してみてはどうでしょうか。
たとえば、30分だけスマホを別の部屋に置く。
お茶を入れて、ただ座る。
テレビも動画も見ない。
仕事のことも考えない。
片付けもしない。
予定も入れない。
ただ、ぼーっとする。
最初はきっと、落ち着かないと思います。
「こんなことをしていていいのかな」と思うかもしれません。
「何かやらないと」と焦るかもしれません。
でも、その焦りが出てきたら、こう考えてみてください。
「ああ、今、自分は休むことに慣れていないんだな」
焦っているから休めないのではなく、
休んでこなかったから焦るのかもしれません。
休むことにも、練習が必要です。
次の休日は、何かを増やす日ではなく、少しだけ減らす日にしてみる。
予定を減らす。
スマホを見る時間を減らす。
考え事を減らす。
人のために動く時間を少しだけ減らす。
そして、自分のために何もしない時間を作る。
何もしないことは、サボることではありません。
自分を整えることです。
動き続けるためには、止まる時間が必要です。
人に優しくするためには、自分の神経を休ませる時間が必要です。
良い仕事を続けるためには、何もしない時間も必要です。
自分のように、何かしていないと焦ってしまう人へ。
次の休日は、少しだけ「何もしない練習」をしてみませんか。
予定を入れない時間を、あえて作る。
スマホを置く。
お茶を飲む。
外を眺める。
横になる。
深く息を吐く。
それだけでいいと思います。
休暇は、怠けるための時間ではありません。
また自分らしく動くために、
一度ちゃんと、自分を休ませる時間なのだと思います。
