昨日はとても暖かかったですね。
ああいう日は、外に出て思いきり背伸びをするだけで、体がふわっとゆるむ感じがありませんか?
実はあれ、ちゃんと理由があります。
春は、東洋医学でいうと「冬にため込んだものが外に出ていく季節」。
植物が芽吹くように、人の体も“外へ・上へ”と動きやすくなります。
この時期に関係が深いのが「肝(かん)」という働き。
肝は、気や血の流れをスムーズにする役割があります。
ストレスがたまるとイライラしたり、肩がこったり、目が疲れたりしますよね。
それは“巡り”が滞っているサインでもあります。
暖かい日に大きく伸びをすると、胸が開いて呼吸が深くなります。
呼吸が深くなると、気の巡りが良くなり、体も心もゆるみやすくなる。
だから春の青空の下でのびをすると、あんなに気持ちがいいんです。
ただし、春は「三寒四温」。
暖かい日と寒い日が交互にやってきます。
油断して薄着になったり、首元が冷えたりすると、体は一気に緊張します。
特に首・お腹・足首は冷やさないこと。
春は意外と“冷え”のトラブルが多い季節です。
寝違えやぎっくり腰、頭痛が増えるのもこの時期。
ポイントはシンプルです。
暖かい日は外に出て、深呼吸して、背伸びをする。
寒い日は無理をせず、体を温める。
自然のリズムに合わせるだけで、体はちゃんと応えてくれます。
春は「頑張る季節」ではなく、「のびやかに過ごす季節」。
少し空を見上げる時間、つくってみてくださいね。
安井
