
「女は七の倍数、男は八の倍数」という言葉を聞いたことはありますか?
これは占いのような話ではなく、古代中国の医学書
黄帝内経 に記されている、成長と老化のリズムについての考え方です。
東洋医学では、人の一生は一定の周期で変化していくと捉えます。
その節目が、女性は「7年ごと」、男性は「8年ごと」だというのです。
■ 女性は7年周期
女性は「血」を基盤とする身体と考えられてきました。
* 7歳:身体の基礎が整い始める
* 14歳:初潮を迎える
* 21歳:身体が完成する
* 28歳:もっとも充実する時期
* 35歳:少しずつ変化が出始める
* 42歳:衰えが目立ち始める
* 49歳:閉経の時期
もちろん個人差はありますが、「28歳前後が一つのピーク」「35歳以降は体質の変わり目」といった感覚は、どこか納得できる方も多いのではないでしょうか。
■ 男性は8年周期
一方、男性は「精」を基盤とする身体と考えられています。
* 8歳:発育が進む
* 16歳:生殖機能が成熟
* 24歳:身体が完成する
* 32歳:充実期
* 40歳:体力の変化を感じ始める
* 48歳:老化が目立ち始める
* 64歳:生殖力が衰える
男性は女性よりも少しゆっくりと成熟し、ゆっくりと変化していく、という捉え方です。
■ これは迷信なのか?
現代医学と完全に一致するわけではありません。
ですが、思春期や更年期などの節目があることは、現代でも広く知られています。
東洋医学は、それを数字で象徴的に整理したのです。
大切なのは、「今はどの段階にいるのか」を知ること。
成長期なのか、充実期なのか、転換期なのか。
それが分かると、
無理をするべき時なのか、
身体を労わるべき時なのかが見えてきます。
■ 人生には“波”がある
私たちはつい、ずっと同じように頑張れると思ってしまいます。
けれど本来、身体にはリズムがあります。
七年、八年という区切りは、
「変化を受け入れるための目安」なのかもしれません。
今の自分はどの周期にいるのか。
少し立ち止まって考えてみると、
身体の声が聞こえてくるかもしれません。
安井
